Works
佐藤未悠 SATO MIYU
1998年(平成10年)生まれ
小学3年生から書道を習い始め、現在書道歴17年。
書道で生きていこうと決めたのは中学3年生の時。
強豪校のソフトボール部で3年間部活に没頭し、多くの高校から推薦を頂きましたが、将来を考えたときに書道の方が長く続けていけると考え、高校でソフトボールを続けるのをやめた。高校から書道を本格的に勉強。
部活では深く学べないと思い、尊敬できる師匠を見つけて弟子入りさせてもらった。そこから師匠に色んなことを学び、書道専攻のある大学に入学。
大学では、令和を揮毫した茂住青邨教授、かなゼミで岩井秀樹教授、
漢字で吉田洸崖教授、教育指導法で文科省の長野秀章教授に指導していただいた。
書道部の部長を2年生から受け持ち、書道展や合宿、他大学との交流に積極的に活動した。
展覧会では、4年連続入選。
大学の成績は、3年連続成績優良賞。
中学・高校教員免許(国語と書道)を取得。
大学卒業後、大阪に行き非常勤講師として私立と公立で書道と国語を教えた。
教員を勤めながら、書道の活動も行なった。
2年間勤めた後、念願だったオーストラリアに渡航し、書道の活動を行なった。
初めての海外、英語も話せない中、書道をやるのは大変だったけど、人生で一番いい経験ができた。
帰国後、アーティスト活動をしながら、書道教室を開校。
書道教室では、生徒一人一人としっかり向き合って指導を行い、自由に楽しく学べる空間を作っていきたい。
そして、「書道で生きていきたいけど一人ではできない」「将来に役立つ技術を身につけておきたい」「書道の先生になりたい」という人達のサポートと夢を叶えてあげられる教室にしていきたい。
アーティスト活動では、アート×書道で新しい世界観を作っていきたい。
書道アーティストのロールモデルになれるように色んなことに挑戦し、
人として、アーティストとして、先生として輝けるように行動していきます。
どんなことがあっても、
『感謝の気持ち』『人への思いやり』『自分の信念』は大切に。
Stills
現代書道アートを広めていきたい。
芸術を芸術家だけのものにするのではなく、一般の方に芸術に目を向けてもらえるようにしていきたい。
その為には、普段の生活に芸術を取り込んでいかなければならない。
そこで考えたのが、街中にアートを増やしていく。
また、普段使っているものやプレゼントに筆文字を入れていく。
いきなり芸術に興味を持つことは不可能であり、強制するものでもない。
それなら、無意識に見てしまうアートや違和感のない筆文字を増やしていこう!という風に考えました。
Stillsでは、筆文字を使ったオリジナル商品を提供しています。
芸術は世界に一つだけのものです。
ネット社会になっている今だからこそ、芸術の価値が上がり、
オリジナル性・独自性が強まるのではないのでしょうか。
Stills 意味
”Stills”を翻訳すると、写真や映像の一連の画像を指す。
瞬間の美や深い感動を伝える芸術的な写真や映像のコレクションであり、その中には美しさや創造性が溢れ、鑑賞者に喜びや感動をもたらす素晴らしい表現が詰まっている。
なぜ”Stills”にしたのか。
始めは命名書から派生し、普通の命名書では現代には合っていないと考え、
子どもの写真に筆文字でお名前を入れてデータにして作品を作っていた。
そのデータからポスターにする人もいれば、物に印刷して残しておく家族もいて、筆文字をデータで渡してあげることは今の時代にすごく需要があった。
その時私は、書道は伝統文化の一つであり、伝統を守ることも大切だが、
時代に合わせて変化させていくことも大切であると感じた。
そこで注目したのが、写真や映像、筆文字データだった。
だから、”Stills”にした☺︎